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文献に醤油の文字が登場するのは室町時代ですが、それより数百年前の平安時代にはしょうゆのルーツといわれる「醤(ひしほ)」が作られていたようです。 ひしほは、当時の塩蔵発酵食品の総称で、草びしお、肉(しし)びしお、穀びしおの三種類に分かれていました。草びしおは今の漬けもの、肉びしおは塩辛類、穀びしおが、しょうゆのようなものだといわれています。 秋田のしょっつるは、ハタハタやイワシ、イカナゴなどを原料にした魚醤で、当時の名残りを今に伝えている典型です。ベトナム料理に使われているニョクマムもやはり魚醤の一種です。 石川県にも能登ではいしるという魚醤があります。 |